第2回:テーマトーク

        田無用水よもやまばなし
        田無用水よもやまばなし

第2回:テーマトークは、社会科中心に学習教材を作成する傍ら、今回の講座立ち上げにもご尽力頂いた野沢秀夫さまにお願いいたしました。

「3Dプリンタは文明か文化か」という難題?から講義が始まります。文明は手段(3Dプリンタ)、それらがもたらす結果を文化という定義が受講者からあがりました。

3Dプリンタは「産業革命」、「インターネット革命」に続く新たな文明(革命)といえるかもしれませんね。

ところで、文化の語源は「耕す」に由来しており、知能や教養を身に付けるという解釈ができるそうです。

一方の文明は、都市、市民などの語源をもつ言葉で、効率性、便利さ、機能性などに根差し、文化は安らぎ、ときめき、生活そのものに根差しているという関係が成り立ち、後段の「田無用水」のお話に繋がります。


暗渠と化した「田無用水」跡地は「やすらぎのこみち」、「ふれあいのこみち」として整備されていますが、かつては生活に欠かせない重要な役割を果たしました。宿場町の生活用水として文化を形作っていましたが、明治以降、便利さ(文明)を追求することによって、文化に蓋がされた事例と言えそうです。

暗渠になった田無用水ですが、田無神社社務所前でその姿を現しているそうです。 野沢さま曰く

「文明により造られながら文明により蓋をされた田無用水が、唯一人目に触れられる場所が神社の中の神域だというのも、何か意味深いものを感じるのは私だけでしょうか?」 と結びます。


便利さについ目が行きがちですが、普段はあまり意識していない古き良き文化に触れることを大事にしていきたいと思いました。 野沢さま本日はお忙しい中、貴重なお話ありがとうございました。


 講師:野沢秀夫さま
 講師:野沢秀夫さま
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第2回テーマトーク:野沢さま
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第2回テーマトーク:(つづき)
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コメント: 1
  • #1

    中村 (木曜日, 27 11月 2014 00:05)

    野沢さま、テーマトークありがとうございました。
    産業革命以前、人は衣服や食器など生活に必要なものを自分の手で作っていました。それが文明の発達により、ものづくりが個人の手から離れ、製品として提供されるのが当たり前の時代になりました。
    3Dプリンタは新たなDIYの可能性を開き、ものづくりを自分たちの手に取り戻す、革命的なツールといえるかもしれませんね。